クラシックの名曲について解説します。

クラシックの名曲

クラシック音楽の名曲は、その歴史の長さに比例して、非常に数多くあります。

 

クラシック音楽の名曲には、学校の音楽鑑賞で必ず聴くような有名なものから、テレビのCMなどで流れていて、多くの人が「曲名は知らないけれど、サビは知ってる」というもの、あるいは全くメジャーではないけれど、たまにテレビやラジオなどを通じて多くの人の魂を揺るがすようなものまでさまざまです。

 

クラシック音楽の名曲は、特にNHKなどで番組を組んで放送することも多いので、誰でも気軽に楽しむことが可能です。お馴染みのものでは、NHKの「名曲アルバム」。これは1回が5分と短いながらも、70年代から続く長寿番組で、クラシック音楽の名曲を多数紹介してきました。その名曲もしくは作曲家にちなんだ地の映像と音楽を組み合わせて放映されるこの番組は、現在も多くの人にリラックスタイムを提供しています。

 

また、同じくNHKの、FM放送のクラシックの長寿番組が「バロックの森」。これは毎朝6時から放送されているもので、以前は「朝のバロック」という名前でした。こちらはバロックを中心とした名曲に限定して放送されているもので、多くの根強いファンを獲得しています。

クラシック音楽の名曲の用途

クラシック音楽は西洋音楽ながら、現代では西洋以外の国でも多くの人々に愛好されるようになりました。クラシック音楽の数ある名曲は、今なお、学校教育はもちろん、胎教やリラクゼーション、ヒーリング、各種イベントなど、さまざまなシーンで演奏されたり流されたりしています。

 

クラシックの名曲は、それぞれがさまざまな目的や背景で作られたものですが、現代は必ずしも作曲者の意図に従って使われているとは限りません。クラシックの名曲の使い道の例としては、以下のようなものがあります。

 

・結婚行進曲(メンデルスゾーン):結婚式の定番。
・トッカータとフーガ ニ短調(BWV565/J.S.バッハ):この曲をアレンジした代表的なものとして「鼻から牛乳(嘉門達夫)」などがあり、面白おかしく使われたり、ショッキングな場面で流されたりする、ある意味「作曲者の意図を無視した悲劇的な使われ方」をしている曲。
・トルコ行進曲(モーツァルト):運動会などで使われる。
・交響曲第9番(ベートーヴェン):通称「第九」。決して年末用に作られた曲ではないが、日本ではすっかり年末の風物詩となっている。
・エリーゼのために(ベートーヴェン):これを原曲としたポピュラー音楽も時々見られるが、近年では「千葉ロッテマリーンズ」やJリーグの「ジェフユナイテッド市原・千葉」の巻選手の応援にも用いられている。
・パッヘルベルのカノン(パッヘルベル):卒業式などで使われるが、この曲をベースにして作られたポピュラー音楽も数多い。
・ウィリアム・テル(ロッシーニ):特に序曲は映画やテレビなどでもお馴染み。かつてお笑い番組『オレたちひょうきん族』のオープニング曲としても使われていた。

 

以上はクラシックの名曲の使われ方のほんの一例です。わたしたちの生活において、クラシックの名曲が使われるシーンは意外に多いもの。皆さんもこうしたクラシックの名曲に耳を傾けてみませんか。