のだめカンタービレ
のだめカンタービレとは、講談社発行のマンガ雑誌『Kiss』に連載されている(2007年11月現在)、クラシック音楽を題材としたマンガです。のだめカンタービレの作者は二ノ宮知子。
のだめカンタービレは、連載が始まった当初はあまり人気が出なかったようですが、その後人気が高まり、アニメやドラマにもなりました。また、のだめカンタービレに関連したCDなども出ています。
のだめカンタービレの功績は、やはり多くの人に、クラシック音楽を身近に感じさせたことでしょう。実際このマンガやアニメ・ドラマのおかげで、クラシックCDの売り上げが上がったといいます。
のだめカンタービレは音大が舞台(後に海外留学)で、クラシック音楽の演奏シーンが多く出てきます――と言うと、なんだか一昔前のスポ根マンガのように、主人公が努力と忍耐の末、栄冠をつかむ話のようですが、のだめカンタービレは一味違います。単行本1冊読む間にも、何度も笑いが出るような、ギャグの中にシリアスが散りばめられているようなマンガです。クラシックに興味がなかった層にまでクラシックCDを買わせてしまうような、のだめカンタービレの人気ぶりも何だか頷けますね。
のだめカンタービレの登場人物
のだめカンタービレの特徴は、何といってもその登場人物たちのスゴすぎる個性でしょう。のだめカンタービレの登場人物は、二人の主人公・野田恵と千秋真一はもちろん、彼らを取り巻く人々も皆キャラが立っていて、とても魅力的。のだめカンタービレを読み進むうちに何度も笑いが込み上げてくることは間違いありません。
のだめカンタービレの主要な登場人物を以下に挙げると、
野田恵:主人公の一人で、通称「のだめ」。天才的なピアノの才能を持つが、家事は苦手でだらしなく、「ぎゃぽー」などの奇声を上げたりするため、千秋からは「変態」と呼ばれている。よく「裏軒」や千秋の家でご飯を食べさせてもらっている。
千秋真一:もう一人の主人公。のだめの1年上の先輩で指揮者を目指している。イケメンで金持ちで天才だが、性格に少々難あり。のだめにかかわるようになってからは、彼女を罵倒しつつも、お互いに切磋琢磨し合うようになる。
フランツ・フォン・シュトレーゼマン:偽名は「ミルヒ・ホルスタイン」。世界的に有名な指揮者だが、スケベじじい。
セバスチャーノ・ヴィエラ:世界的に有名な指揮者で、千秋が師と仰ぐ人物。シュトレーゼマンとはあることをきっかけに犬猿の仲となっている。
峰龍太郎:音大の裏の中華料理屋「裏軒」の息子で、専攻はヴァイオリン。千秋の「自称」親友で、のだめとも仲良し。「裏軒」の店主の父親に溺愛され、本人もファザコン。
奥山真澄:千秋に恋する、乙女でアフロな打楽器奏者(男)。千秋への想いが高じて、のだめを事あるごとにライバル視する。
黒木泰則:のだめに一目ぼれしたオーボエ奏者。その実力はかなりのもの。千秋とのだめとは、留学先でも付き合いが続くことになる。
多賀谷彩子:多賀谷楽器の社長の娘。美人でプライドの高い、千秋の元カノ。千秋には未練があったものの、千秋とのだめの仲の良さを目の当たりにし、またライバルから受けた屈辱をきっかけに開き直り、歌に生きる決心をする。
上記以外にも、のだめや千秋の家族、音大やオーケストラ関係者、留学先で出会う人々など、のだめカンタービレには魅力的な「変人」たちがたくさん登場します。興味のある方は、ぜひ、のだめカンタービレを一度読んでみてください!